桜 あれこれ
東京地方では、桜が満開になってきました。
実は、ブログに書きたいことがあり、準備していたのですが、かなりシリアスな話題。
この桜満開の季節に、それは無粋だろうと、今日は桜についてのエピソード。
以前、英会話学校に通っていたことがあります。
とある桜の季節。
そのときはグループレッスンで、先生は若いカナダの美人さん。
長く美しいブロンド、白い肌、青い目。
男性なら指名してレッスンしたいくらいの人でした。
話題は桜のことになり、日本人は桜に思い入れがあるんだという話題に・・・
いろいろな故事や歌などの話になり、誰かが梶井基次郎の有名な言葉を出しました。
「桜の樹の下には死体が埋まっている」
もちろん、これは桜の花の妖しいまでの美しさを、含みのある言葉で表現したものですが・・。
その先生は、「なにそれ! weird!」と一蹴。
まぁねぇ、それは海外の人には通じないわ。
で、気を取り直し、散り際の美しさをあれこれ話し始めました。
そうしたら、その先生、優雅さのかけらもなく、まさにケラケラと笑い出すのです。
「どうして! どうして花が散るのが美しいの!? 汚いだけじゃない!」
もちろん彼女は何年も日本にいる人だったので、桜も何回も見ている人です。
私たちは、そこで桜の話題はやめにしました。
個人的な感性の差もあるかもしれませんね。
でも、「美しい」と感じる対象にも、文化差があるのだと、実感したことでした。

実は、ブログに書きたいことがあり、準備していたのですが、かなりシリアスな話題。
この桜満開の季節に、それは無粋だろうと、今日は桜についてのエピソード。
以前、英会話学校に通っていたことがあります。
とある桜の季節。
そのときはグループレッスンで、先生は若いカナダの美人さん。
長く美しいブロンド、白い肌、青い目。
男性なら指名してレッスンしたいくらいの人でした。
話題は桜のことになり、日本人は桜に思い入れがあるんだという話題に・・・
いろいろな故事や歌などの話になり、誰かが梶井基次郎の有名な言葉を出しました。
「桜の樹の下には死体が埋まっている」
もちろん、これは桜の花の妖しいまでの美しさを、含みのある言葉で表現したものですが・・。
その先生は、「なにそれ! weird!」と一蹴。
まぁねぇ、それは海外の人には通じないわ。
で、気を取り直し、散り際の美しさをあれこれ話し始めました。
そうしたら、その先生、優雅さのかけらもなく、まさにケラケラと笑い出すのです。
「どうして! どうして花が散るのが美しいの!? 汚いだけじゃない!」
もちろん彼女は何年も日本にいる人だったので、桜も何回も見ている人です。
私たちは、そこで桜の話題はやめにしました。
個人的な感性の差もあるかもしれませんね。
でも、「美しい」と感じる対象にも、文化差があるのだと、実感したことでした。
