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トイレ掃除

昔見た映画のワンシーン。
多分「母の眠り」(アメリカ映画)だったような記憶があります。
(違っていたらごめんなさい)

大筋は忘れてしまったけれど、ティーンエイジャーの娘が家のなかで母に声をかける。
そうすると母はトイレの掃除をしていて、そこから娘に答えるという何気ないシーン。

映画のなかで、日常そのままのトイレ掃除のシーンが出てきたので、ちょっとびっくりして、今も覚えています。

それは、家庭のなかでの「主婦」および「母」の役割を表していたのでしょうね。
この母はそれから死んでしまうという筋だったような・・・。

妙なテーマではありますが、トイレの掃除って、母あるいは女の役割とみなされているんだろうなぁと思います。

いくら家事に理解のある男性でも、これをやってくれる人はあまりいないのかもしれません。


このところ、女性の社会進出についての政策が話題になっているようです。

ひねくれ者の私などは、また安価な労働力がほしいのかしら、と思ってしまいます。

保育園の充実、産休体制の充実などは、もちろん併行してやってほしいことですが、一番大切なのは、男性の意識を変えていくことではないかと思います。

確かに昔と違い、食事を作ったり、洗濯したりする男性は多くなったように見受けられます。


ただ、偏見かもしれませんが、男性の家事って、どこか「お手伝い」感覚なんですよね。
自分の家を運営しているという感覚がある人はあまりいない。

一部の男性とは思いますが、「トイレ掃除」なんて言うと、少し屈辱を感じ「なぜオレが?」と思う人もいるかもしれない。

自分の家なんだから、妻にだけまかせていないで、どこにでも責任を持つのが自然。
でもそう思う男性は少ないかもしれません。

結局は、社会で「男性に負けないように」働こうとしている女性は、家に帰っても家庭の責任を持ち、子育ての責任を持ち、家計の責任を持ち・・・オールマイティでいなくてはならない。

一方、男性は頭のなかのどこかに「家庭は女性の領域」という先入観があり、それを侵してはいけないような気持ちさえある。

それに仕事に賭けるのが男みたいな価値観もあり、「仕事だから」と言えばそれが立派な言い訳で通ると思っている。

家庭って夫婦が二人で作っていくものですよね。
二人の作る家庭の中の仕事なのですから、「分担」はあっていいけれど、仕事の差別はないほうがいいような・・。
もちろん女性にしかできない、男性にしかできない仕事もありますけれど。

だから、臨機応変に夫がトイレ掃除をすることがあってもいいように思うのです。

ま、このところ、独身一人暮らしの男性も多いし、飲食店勤めなどで掃除する男性も多いとは思います。

そういうことができる男性は、私のなかで点数が高い。

もちろんこれは森田療法のなかにもある考えですよ。

仕事に貴賎をつけない!

結構、大事なことかもしれませんね。

          秋
          仕事で札幌に行きました。 北海道の秋!





            
プロフィール

Author:岩田 真理
心理セラピストをしています。臨床心理士。
昔は編集者をしていました。

森田療法が専門ですが、ACや親との問題は体験的に深いところで理解できます。
心のことだけでなく、文化、社会、マニアックな話題など、いろいろなことに興味があります。

もしも私のカウンセリングをご希望でしたら、下のアドレスにメールをください。
info@ochanomizu-room.jp

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