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続けていくこと/ストーンズを聴きながら

前回は終わらせることについて書きましたが、今回は「続けていくこと」。

「期限を決める」のもひとつの方法ですが、エネルギーがあり、必要があるならば続けていくことも大切なことです。

そう考えたのは、3月にローリンング・ストーンズがキューバで公演したというニュースを見たから。
今頃の若い人はあまり知らないかもしれませんが、彼らは結成54年。
ミック・ジャガーもキース・リチャーズもともに72歳。

72歳のロックンローラーですよ!
私も若い時からファンですが、まさか今まで公演しているとは想像もしなかった。

キースとミックの二人は、「幼稚園の砂場」で出会ったそうです。だからバンドよりも昔からのつきあい。
そして他の三人とバンドを結成し、今まで演奏し続けてきたわけです。
 
その間、バンドは実に波乱に富んだ道のりをたどっています。
もちろんたくさんのヒット曲を出し、熱病に浮かされたようなファンたちに囲まれ、ドラッグ疑惑、数々のスキャンダル、メンバーの急死、刑務所に入れられたり、コンサート会場で殺人事件が起こったり、今の日本の芸能人だったらたったひとつでもう引退を余儀なくされるような騒動を巻き起こしてきました。

メンバーだって、仲が良かったわけではなく、ミックとキースは度々喧嘩して別行動したり、でも結局は仲直りしたりを繰り返しているし、お互い悪口を言い合っている。

しかしこの二人の関係性がなかったら、ストーンズは今まで続いていなかっただろうなと思います。

私はもちろん、ストーンズの曲も好きですが(元気が出るので)、すごいなぁと思うのは、どんなに世間に叩かれても、たとえ司法や国家に叩かれても、全然めげないところです。
それで結局世間も彼らを認めてしまう。
いや、認めざるを得ない実力があるというか・・・。

あるいは、グループでいるから、めげないのかもしれませんね。

どうも放っておくと「真面目」一辺倒になりがちな私にとっては(笑)、時々ストーンズを聞くと、肩の力が抜けます。
 
彼らが70代らしいシワを刻んで、それでも楽しそうに演奏したり、踊ったりしている姿をみると、若さや美形や幼さだけが偏重される昨今の風潮が、ばからしくなります。

人生がうまくいかなくても、心配事があっても、アディクションがあっても、別にいいじゃない。好きなことができているなら!
まぁ、そんなふうにつぶやきたくなるのです。

でもやはり、54年もバンドやれるなんて、きっとこの人たち真面目なんだろうなぁと、頭の片隅で思うのですけれどね。




「人生はおかしなものさ。歳をとるのもいや、早死にもいやなんだ。導かれるままに進むだけ。人は墓に入るまで成長し続けるのさ。成長しきることはないんだ」  キース・リチャーズ
プロフィール

Author:岩田 真理
心理セラピストをしています。臨床心理士。
昔は編集者をしていました。

森田療法が専門ですが、ACや親との問題は体験的に深いところで理解できます。
心のことだけでなく、文化、社会、マニアックな話題など、いろいろなことに興味があります。

もしも私のカウンセリングをご希望でしたら、下のアドレスにメールをください。
info@ochanomizu-room.jp

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