からまれたときの対処法
本日は、対人関係のトリビアを。
対人恐怖とかそんな深刻な問題ではなく、なぜか人に説教されたり、からまれたりしてしまうことってあるものです。
「面倒くさいな」と思いながらも、嵐が過ぎるのを待つだけという人も多いでしょう。
そういうとき、真面目な人たちは「もしかしたら、自分が悪いのかも」と思って、相手のペースにはまってしまうことが多いと思います。
大切なのは、たとえ自分が悪いのかもと思っても、そのときの状況が不愉快だったら、それを認識することです。
自分が原因かもしれない。だけれども、これはあまりにひどい言われ方ではないか。
そういう感性を持つことです。(これも「純なこころ」ですね)
たとえば、「モラハラ、パワハラ」なども、最初はもしかしたら自分の仕事がまずいのかもしれない、こんなに相手を怒らせるなんて、きっと大変な間違いをしたんだ。そう思って、どんどん自尊心が傷つき、自信がなくなり「うつ」的になってしまうものです。
それが「パワハラ」とわかるだけで、会社の相談室に行くとか、公平な立場の人に訴えるとか、対処法がわかるものです。
そういうことをする人は、ただ相手に「からんで」いるだけで、自分の攻撃性をそこで発散しているだけなのです。
ここが攻撃のしどころ、というところを見つけてそれを繰り返し言葉で攻め続けるということをする人がいるのです。
社会でも職場でも学生同士のサークルでも、どんなところでも、対人関係のあるところでは、こういう攻撃を受ける可能性はあります。
一番避けたいのは、こういう攻撃に対して「まともに相手をすること」です。
相手は攻撃する気満々なので、こちらが何を言ってもからんできます。
へたすると、あいづちを打つだけでも、「そうは言うけれど、本当にわかっているのか」などとからんできます。
ましてや、悔し紛れに言い返したりすれば、火に油を注ぐことになります。
無反応でいるか、逃げるかがベストです。
時々聞くことがあるのですが、母親が家庭のなかで子どもにからまれることがあるようです。
「あんたの育て方が悪い」「こうなったのも、あんたのせい」といって子がからむ。
もちろんそれなりの理屈はあるのでしょうが、大半は、学校や社会でうまくいかないストレスを、おとなしく聞いてくれそうな母親にぶつけているようです。
ここで「そんなことを言っても・・」と言い返すと、相手はもっと怒り狂う。
そのような子どもとの悩みを相談されたときに、私がするアドバイスは、「逃げなさい」ということです。
子どもは、同じことを繰り返し言って親を責めるのですが、この「言いつのる」ことは、言っている本人を興奮させますし、思考力を奪います。
長く続けさせないほうが、本人のためにもいい。
では、どうやって逃げるかというと、ここでさっさと席を立つと、相手はもっと怒ります。
一番いいのは、生理的なことを理由にすること。
「あ、ちょっとトイレ!」もしくは「お腹痛い!」と、トイレに駆け込む。
「もう眠くてダメ、また今度にしよう」
「明日仕事だし、お風呂に入らなくちゃ」
「ちょっと、熱が出てきたみたい」
それが一番相手を傷つけない方法。
それに相手もこの中断によって、頭が冷える。
むきになって論争しても不毛です。
職場などで、パワハラされているときも、生理的なことを理由にして逃げるのは、使える手かなと思います。
対人関係でお悩みのかた、ご相談ください お茶の水セラピールーム

昨日は隅田川花火大会・夏の風物詩ですね
対人恐怖とかそんな深刻な問題ではなく、なぜか人に説教されたり、からまれたりしてしまうことってあるものです。
「面倒くさいな」と思いながらも、嵐が過ぎるのを待つだけという人も多いでしょう。
そういうとき、真面目な人たちは「もしかしたら、自分が悪いのかも」と思って、相手のペースにはまってしまうことが多いと思います。
大切なのは、たとえ自分が悪いのかもと思っても、そのときの状況が不愉快だったら、それを認識することです。
自分が原因かもしれない。だけれども、これはあまりにひどい言われ方ではないか。
そういう感性を持つことです。(これも「純なこころ」ですね)
たとえば、「モラハラ、パワハラ」なども、最初はもしかしたら自分の仕事がまずいのかもしれない、こんなに相手を怒らせるなんて、きっと大変な間違いをしたんだ。そう思って、どんどん自尊心が傷つき、自信がなくなり「うつ」的になってしまうものです。
それが「パワハラ」とわかるだけで、会社の相談室に行くとか、公平な立場の人に訴えるとか、対処法がわかるものです。
そういうことをする人は、ただ相手に「からんで」いるだけで、自分の攻撃性をそこで発散しているだけなのです。
ここが攻撃のしどころ、というところを見つけてそれを繰り返し言葉で攻め続けるということをする人がいるのです。
社会でも職場でも学生同士のサークルでも、どんなところでも、対人関係のあるところでは、こういう攻撃を受ける可能性はあります。
一番避けたいのは、こういう攻撃に対して「まともに相手をすること」です。
相手は攻撃する気満々なので、こちらが何を言ってもからんできます。
へたすると、あいづちを打つだけでも、「そうは言うけれど、本当にわかっているのか」などとからんできます。
ましてや、悔し紛れに言い返したりすれば、火に油を注ぐことになります。
無反応でいるか、逃げるかがベストです。
時々聞くことがあるのですが、母親が家庭のなかで子どもにからまれることがあるようです。
「あんたの育て方が悪い」「こうなったのも、あんたのせい」といって子がからむ。
もちろんそれなりの理屈はあるのでしょうが、大半は、学校や社会でうまくいかないストレスを、おとなしく聞いてくれそうな母親にぶつけているようです。
ここで「そんなことを言っても・・」と言い返すと、相手はもっと怒り狂う。
そのような子どもとの悩みを相談されたときに、私がするアドバイスは、「逃げなさい」ということです。
子どもは、同じことを繰り返し言って親を責めるのですが、この「言いつのる」ことは、言っている本人を興奮させますし、思考力を奪います。
長く続けさせないほうが、本人のためにもいい。
では、どうやって逃げるかというと、ここでさっさと席を立つと、相手はもっと怒ります。
一番いいのは、生理的なことを理由にすること。
「あ、ちょっとトイレ!」もしくは「お腹痛い!」と、トイレに駆け込む。
「もう眠くてダメ、また今度にしよう」
「明日仕事だし、お風呂に入らなくちゃ」
「ちょっと、熱が出てきたみたい」
それが一番相手を傷つけない方法。
それに相手もこの中断によって、頭が冷える。
むきになって論争しても不毛です。
職場などで、パワハラされているときも、生理的なことを理由にして逃げるのは、使える手かなと思います。
対人関係でお悩みのかた、ご相談ください お茶の水セラピールーム

昨日は隅田川花火大会・夏の風物詩ですね