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仕事の早さ

ドラッグストアでは、最近、マスクが山積みになっています。
まだアベノマスクは届きません。

定額給付金のお知らせもきません。
その他の各種給付金も、処理できているのは、申請数のうちのほんのわずかだそうです。
資金繰りに困っている中小企業のかたたちは、途方に暮れているのではないでしょうか。
コロナ死も心配ですが、これから生活に窮して自殺者が増えるのではないかとそちらも心配です。

もちろんお役所の人手不足はわかっています。
そしてお役所というのは、多分こういうときに臨機応変に対処できにくい場所なのだということも理解できます。
理解できますが、「この国は大丈夫だろうか」と思ってしまうほどの仕事の遅さです。

それと直接関係はありませんが、本日は完全主義と仕事の早さのことを書こうと思っていました。
そのような問題を抱えたかたが、結構たくさんいらっしゃるようですし、私自身も仕事が早い方ではありませんので自戒をこめて。

完全主義者は、仕事をていねいに瑕疵なく仕上げることに腐心します。
「この仕事には間違いがない!」という満足感が何より大切なのです。
あるいは他人に批判されたくないために、何回も見直したり、調べたりします。
完全主義者の頭のなかには、「いかに早く仕上げたか」という価値観は、多分ありません。

どこから見ても「よくできました!」と感じることが一番大切。

けれど「早く仕上げる」のも、仕事や勉学などでは求められることなのです。
それは実社会に出た時に痛切に感じられることでしょう。
あまり周囲から「もっと早く」と言われなくても、現実に仕事が遅いとだんだん大事な仕事がまわってこなくなったりします。

勉強でもそうです。
たとえば完全主義者は、一冊の問題集を隅から隅まで、滞りなくマスターすることが一番の課題です。
自分の心がすっきりして満足するからです。
けれど合理的に考える人は、同じような問題が続いているのなら、ひとまず一問飛ばしにやって、余った時間で他の参考書や教科に取り組もうと考えます。

完全主義と仕事の遅さはやはり関連しているようです。
そして完全主義というのは、どちらかというと自分の「気分」を大切にした態度のような気がします。
効率的にできる「道具」や「ツール」があっても、あえてそれを使わず手作業でやることに満足感を覚えたりもするのです。

仕事のことを本当に考えているのか、疑問に感じる部分もあります。
自分の周囲・環境を意識すれば、どこか後ろ髪をひかれながらも、とにかく仕事を前に進め、完成させることが必要とわかってきます。

何をするにしても「時間」を意識しながら実行することは大切。

そして普段はあまり意識しないことですが、仕事の持ち時間と同様に私たちの持ち時間も限られている。
「いつかやろう」と思っていたことが、年齢や体力などの限界でとうとう時間切れになるということも起こります。

すぐに手を出す、そして仕事であれば、正確さだけでなく、効率も考える。

効率を考え、周囲との調和を考えて仕事をすると、仕事は「私の満足」だけのものではなくなる。
それが「ものごと本位」ということにもなるのでしょう。

Roses
プロフィール

Author:岩田 真理
心理セラピストをしています。臨床心理士。
昔は編集者をしていました。

森田療法が専門ですが、ACや親との問題は体験的に深いところで理解できます。
心のことだけでなく、文化、社会、マニアックな話題など、いろいろなことに興味があります。

もしも私のカウンセリングをご希望でしたら、下のアドレスにメールをください。
info@ochanomizu-room.jp

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