福岡に行ってきました
昨年に引き続き九州へ行ってきました。
今度は福岡。
また「生き生き森田ワークショップ」実演のためです。
今回は生活の発見会九州支部主催だけあって、なんと、九州各地のみならず沖縄、山口からも皆さま集まってくださいました。
総勢50名でのグループワークは結構大変だったけれど、二つのグループに分け、なんとかワークの世界を体感していただけたかな・・・(不安)。
とにかくゲームはいつもながら盛り上がりました。
自分の「純な心」(きれいな感情という意味ではなく、価値批判を含まないナマの感情という意味)を自覚し、それを表現して受け入れられるという体験は、特に価値判断の厳しさで自分を苦しめている神経質の人にとって大事なことです。
自分が忌み嫌う感情(たとえば嫉妬とか、怒り、不満、恐怖)を安全な場で口にしてみる・・・神経質の人にとっては、これだけでも結構大変なことかもしれません。
むしろ、森田療法理論を語ったり、言葉で学習したりするほうが楽なのかと思います。
でも、森田療法って、本当は言葉だけでは理解できないものなのですよね。
単純そうに見えて、実はものすごく深い。
自分で体感してみると、次々と新しい発見があります。
さて話は変わり、初めてじっくり滞在する博多は、実に活気がある国際都市でした。
道を歩いていても、いろいろな言語が耳に入ってくる。
ま、東京も同じですが。
考えてみれば、九州という土地は、江戸期から諸外国に向かって開かれていて、江戸よりずっと早く海外の文物に触れる機会があったのですよね。
ある意味、中央から遠い分だけ、とらわれずにものの本質がよく見えたのでしょう。
だから維新の頃に、九州や山口、高知の人たちが主導権を握れたのかもしれませんね。
そんなことを思いながら、もっと歴史が古い太宰府天満宮へ。
私のオフィスの近くに湯島天神がありますが、ここはその総本山みたいなものですね。
もちろんのことながら、ここは学問の神様、菅原道真公を祀っていますが、なんと湯島だけじゃなかった。全国に12000箇所の天神様があると初めて知りました。
日本人ってそんなに学問が好きなんでしょうか?

さて太宰府の緑を眺めながら道を行くと、九州国立博物館へ行きつきます。
まぁ、スケールの大きい建物・・・よく作りましたね、という感じの巨大なガラス張りの建物です。
全体を撮り切れなかった・・・
展示は、しかし、このスペースを活かしてダイナミックでした。
特に「文化交流展示」の「海の道、アジアの道」は、スケールの大きな展示。
「日本文化の形成をアジア史的視点から捉える」というコンセプトで、古代からの日本とアジアの交流を「遺跡」や「物」によって追っていきます。
太古の海や自然を背景に、人々の国を越えた壮大な交流が彷彿とされます。
現代の、子どものケンカレベルの外交が恥ずかしく感じられますね。
というわけで、古代から現代まで九州で展開された歴史の一端に触れることができた数日でした。
太宰府の圧倒的な新緑
今度は福岡。
また「生き生き森田ワークショップ」実演のためです。
今回は生活の発見会九州支部主催だけあって、なんと、九州各地のみならず沖縄、山口からも皆さま集まってくださいました。
総勢50名でのグループワークは結構大変だったけれど、二つのグループに分け、なんとかワークの世界を体感していただけたかな・・・(不安)。
とにかくゲームはいつもながら盛り上がりました。
自分の「純な心」(きれいな感情という意味ではなく、価値批判を含まないナマの感情という意味)を自覚し、それを表現して受け入れられるという体験は、特に価値判断の厳しさで自分を苦しめている神経質の人にとって大事なことです。
自分が忌み嫌う感情(たとえば嫉妬とか、怒り、不満、恐怖)を安全な場で口にしてみる・・・神経質の人にとっては、これだけでも結構大変なことかもしれません。
むしろ、森田療法理論を語ったり、言葉で学習したりするほうが楽なのかと思います。
でも、森田療法って、本当は言葉だけでは理解できないものなのですよね。
単純そうに見えて、実はものすごく深い。
自分で体感してみると、次々と新しい発見があります。
さて話は変わり、初めてじっくり滞在する博多は、実に活気がある国際都市でした。
道を歩いていても、いろいろな言語が耳に入ってくる。
ま、東京も同じですが。
考えてみれば、九州という土地は、江戸期から諸外国に向かって開かれていて、江戸よりずっと早く海外の文物に触れる機会があったのですよね。
ある意味、中央から遠い分だけ、とらわれずにものの本質がよく見えたのでしょう。
だから維新の頃に、九州や山口、高知の人たちが主導権を握れたのかもしれませんね。
そんなことを思いながら、もっと歴史が古い太宰府天満宮へ。
私のオフィスの近くに湯島天神がありますが、ここはその総本山みたいなものですね。
もちろんのことながら、ここは学問の神様、菅原道真公を祀っていますが、なんと湯島だけじゃなかった。全国に12000箇所の天神様があると初めて知りました。
日本人ってそんなに学問が好きなんでしょうか?

さて太宰府の緑を眺めながら道を行くと、九州国立博物館へ行きつきます。
まぁ、スケールの大きい建物・・・よく作りましたね、という感じの巨大なガラス張りの建物です。

全体を撮り切れなかった・・・
展示は、しかし、このスペースを活かしてダイナミックでした。
特に「文化交流展示」の「海の道、アジアの道」は、スケールの大きな展示。
「日本文化の形成をアジア史的視点から捉える」というコンセプトで、古代からの日本とアジアの交流を「遺跡」や「物」によって追っていきます。
太古の海や自然を背景に、人々の国を越えた壮大な交流が彷彿とされます。
現代の、子どものケンカレベルの外交が恥ずかしく感じられますね。
というわけで、古代から現代まで九州で展開された歴史の一端に触れることができた数日でした。

太宰府の圧倒的な新緑