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GWでも働いていた人たち

本日はつまらぬよもやま話。

先日、英会話教室のインストラクターの青年と雑談していました。

彼は母親香川県、父親LAの人で、日本の廃屋に興味があるという。
おじいさんの家が、とても風格のある日本建築だったとか。

英会話教室で先生などしている人たちって、なんとなく茫洋とした夢を持っている人が多いですね。

その点、神経質的な人はかなり現実的で、とんでもない夢想はしないタイプに見えます。
だから英会話教室で話をするのは、私にとって気分転換にもなります。

彼は日本の古い建築にも興味があるけれど、それだけでなく各地にたくさんある空き家を安く買って投資もしたいと思っていたという話。

それで地方の空き家の値段を見せてもらったら、本当に驚くほど安い!
住居費がこんなに安かったら、どれだけ豊かに暮らせるでしょう。

私「安くていいけれど、こんなところに住んだら絶対不便でしょう」
彼「全然大丈夫。買い物に行く必要なんかない。全部ネットで注文して持ってきてもらえばいいんだから」

その発想は私にはなかった!

私「でも、クロネコヤマトは、山奥でも来るんだろうか?」
彼「絶対来る。だってそれが仕事なんだから」

それで思い出した。
大昔、私の勤めていた「生活の発見会」で足柄山のなかの藁葺の農家を一軒借りて、そこを神経質の人たちの合宿の場にしていました。

その時代はまだ宅急便の黎明期。

でも宅急便の業者は、私たちが頼んだ荷物を、麓から40分くらいかかる合宿所まで車で運んできてくれたっけ。
(たったひとつの荷物のために!)

一体、宅急便ってどの範囲まで荷物を届けてくれるんでしょう。

私「では、アメリカの宅急便ってどうなの? 日本と比べ物にならないくらい広いでしょう?」
彼「FedExは、どこでも行く。たとえ砂漠のなかの一軒家でも。でもピザ屋は街なかしかいかないけれどね」

考えてみれば、郵便はどこにでも届くんだから、荷物が届いてもおかしくはない。
もしかしたらこれは、都市部以外の人には常識的なことなんでしょうか。
こんなことで驚いているのは私だけかもしれない。

宅配業者って、短い期間にものすごいネットワークを作り上げたんですね。
AMAZONだって、あっという間に配送してくれるし。

便利な時代に住んでいると思うとともに、その便利さを担っている宅配業者の人のことを考えてしまいました。

GWの間、郵便局は休みだったけれど、宅配の人たちは配達をしていましたね。

きっとアメリカでも、たったひとつの荷物のために砂漠のなかまで・・・・
考えると気が遠くなりそう。

自分ができないだけに、そういう仕事の人を尊敬してしまいます。

あ、ちなみに、私には山のなかの一軒家に住むなんて絶対に無理ですから、荷物の心配などないのですけれどね。


         山の家

毎回使用している写真についてひとこと。これは「足成」というフリーの写真サイトからお借りしています。
私はこんなにきれいな写真は撮れない。たまにいかにもスマホというのがあれば、それは私の撮ったものです。
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英会話をされているんですね(^^)
私ももっと余裕が出来たら何か趣味の会に参加したいです(^^)
いつになることやら(^^;

Re: タイトルなし

いつもコメントありがとうございます。仕事以外に何か目に見える成果とか上達とかがわかる趣味を持つと、神経質の人にはいいかもですね。余裕ができたらと言わず、今すぐにでも!
プロフィール

Author:岩田 真理
心理セラピストをしています。臨床心理士。
昔は編集者をしていました。

森田療法が専門ですが、ACや親との問題は体験的に深いところで理解できます。
心のことだけでなく、文化、社会、マニアックな話題など、いろいろなことに興味があります。

もしも私のカウンセリングをご希望でしたら、下のアドレスにメールをください。
info@ochanomizu-room.jp

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