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体力としての脳力

しばらくブログのアップができませんでした。

他で執筆をしているので、なかなかまた別に文章を書くということができにくく・・・
つまり、私の脳は多分、文章を書くときに一番エネルギーを使うようです。

脳というのは、頭痛でもしない限り、あまり意識されない身体の部分です。
私が「脳」の存在を意識したのは、若いころ、初めて翻訳というものをしたときです。
慣れない翻訳を必死でやっていたとき、ふと気付くとやけにお腹がすくのです。

身体をあまり動かしていない割に、空腹になる・・・
これって、普段あまり使わない脳を必死で使っているためではないかしら、と思ったのです。

貧弱な私の脳のキャパは、とにかくはじめて全力で働いて、そのために栄養が必要だったのかしらと思います。

ですから、脳は自然に働いてくれるなんて、あまく見積もってはいけません。

脳にもキャパがあり、栄養補給もしてあげなくてはならないし、睡眠という形で休憩をとらせてあげなくてはなりません。

一説によると、「うつ病」は、脳の疲労からのものとか。
たとえばコンピュータのエンジニアとか、あるいはかなりの勢いで新しいものを創造する必要があったりして、脳を常に使い続ける人は「うつ」になりやすいのだと言います。
ですから、肉体労働系の人は、うつになりにくいとか・・。
そういえば、うつになるのは、SEとか事務職の人が多いような気もします。
それから、これは私の感想ですが、比較的、体力のない人がなりやすいような気もします。

脳の体力は、身体の体力と、当然相関があるでしょうね。

で、体力がない人は、ないなりの働き方をする必要があるようです。
もともと身体の弱い人は、そう簡単に体力が増すことはありません。
気力で体力をカバーするなどという、無謀なことをしてはいけないと思います。

私は30代の頃、今考えると無謀な働き方をしていました。

常勤の仕事、それも月刊誌を1人で編集。
家庭を持っていたので家事いっさいをする。
子供がいたので、子育て、保育園の送り迎えもする。
なおかつ! 家事の合間に翻訳をしていたのです。

ワーカホリックです。
でも、胃腸系虚弱で、月に一度くらい腸炎を起こしてダウンしていました。

その時代はそれで過ぎましたが、その後、50代になって同じようなことをしようとして、ダウン。
ストレスもあったのですが、突発性難聴になりました。。

そのときに通った鍼の先生が、「あなた、若いころ、お腹が悪いのに、すごく動いたでしょ。耳はそのせいですよ」と言われました。

なるほど、そのときはできても、後になってしわ寄せがくるのですね。
決して体力があったから、あんなことができたわけではなかったのです。

お産のあとにすぐ仕事に復帰したり、そういうことも影響があったのでしょう。

ということで教訓。

仕事は自分の体力に合わせてマイペースで。
「根性」で無理をすると、しっぺ返しがきます。

脳の力も同じこと。
脳を使う仕事は、気分転換や充分な睡眠を確保しながらにしましょう。

できれば、頭を使う仕事と身体を使う仕事を適度に組み合わせたほうがいいのでしょうね。

人は各々、体力が違うのですから、それなりの働き方、生き方をするしかないのだと思うのです。





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テーマ : メンタルヘルス・心理学
ジャンル : 心と身体

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No title

同感。 目も酷使しますしね。脳が疲れるのでしょうか。

Re: No title

お久しぶりです。
目も脳も疲れますよね。
それに、この暑さ!
お互い、あまり疲れすぎないようにしましょうね。
プロフィール

Author:岩田 真理
心理セラピストをしています。臨床心理士。
昔は編集者をしていました。

森田療法が専門ですが、ACや親との問題は体験的に深いところで理解できます。
心のことだけでなく、文化、社会、マニアックな話題など、いろいろなことに興味があります。

もしも私のカウンセリングをご希望でしたら、下のアドレスにメールをください。
info@ochanomizu-room.jp

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