感情を豊かに
昨年は、来年にはコロナはおさまっているだろうとか考えたものですが、デルタ株の出現で、東京などはますます状況が悪くなっています。
電車やバスに乗るのも恐ろしい毎日。
コロナのおかげで、嫌な人に会わないで済むとか、面倒くさい会議がなくなったとか、対人関係の軋轢が少なくなったという良い面もあります。
しかし、いろいろな人と会って雑談したり、笑いあったりという時間がなくなることで失っているものも多いでしょう。
何しろ、対人関係を持つなと言われているに等しい状況です。
影響が出ないほうがおかしい。
軽いうつ状態のようになって、何事にもやる気が起きない人も多いと思います。
そんなときにはできることをするしかない。
オンラインで話したい人とつながるとか、メールをするとか。
ブログなどで、自分の思っていることや創造したものを発信するとか。
家でできる勉強にチャレンジするとか。
良いチャンスなので、私は、ストリーミングサービスで見たい映画やドラマを見たり、YouTubeで好きな音楽を聴いています。
YouTubeは、本当に便利なツールで、好きな時に世界中のあらゆる音楽を聴くことができる。
時として、聞こえてくる音楽に、唐突に感情を揺さぶられたりします。
このところ、映画を見たり、音楽を聴いたりして感情を喚起されることが多くなってきました。
いい傾向だと思っています。
私は「純な心」を強調するだけあって(逆説的に)感情が鈍いことを自覚している人間です。
小さい頃から、めったに泣いたり怒ったりしない人間でした。
環境的な要因もあります。
歳をとってから、そういうことができるようになったのは、私にとっては「成長」だと思っています。
けれど人間は、毎日が忙しかったり、煩瑣なことが多かったりすると、感情を忘れてしまうものです。
そうしなければ乗り切れないほど、現代は時間に追われていて、感情を抱える心のゆとりがなくなっている。
そうやってどんどん忙しくなっていくと、本当の「うつ」になってしまうこともあります。
どんな感情もなくなってしまうと、世界はのっぺらぼうのようになります。
恐ろしく苦しい状態です。
感情は人間にとって、とても大切なものなのです。
もちろん時として苦しい感情もあります。
でも、それがずっと「私」を悩ますわけではない。
苦しい感情だけを排除しようとすると神経症という落とし穴が待っています。
このコロナの状況で、大半のかたには時間のゆとりができたのではないでしょうか。
そんなときこそ、美しい音楽や絵画に接したり、素敵なドラマを見たりすることをお勧めします。
そういうものに感情を刺激されると、何か自分が浄化されていくような気がします。
あるいは、自分の心が豊かになったような感覚もします。
アート、芸術というものは、こういうことのために必要なのですね。
電車やバスに乗るのも恐ろしい毎日。
コロナのおかげで、嫌な人に会わないで済むとか、面倒くさい会議がなくなったとか、対人関係の軋轢が少なくなったという良い面もあります。
しかし、いろいろな人と会って雑談したり、笑いあったりという時間がなくなることで失っているものも多いでしょう。
何しろ、対人関係を持つなと言われているに等しい状況です。
影響が出ないほうがおかしい。
軽いうつ状態のようになって、何事にもやる気が起きない人も多いと思います。
そんなときにはできることをするしかない。
オンラインで話したい人とつながるとか、メールをするとか。
ブログなどで、自分の思っていることや創造したものを発信するとか。
家でできる勉強にチャレンジするとか。
良いチャンスなので、私は、ストリーミングサービスで見たい映画やドラマを見たり、YouTubeで好きな音楽を聴いています。
YouTubeは、本当に便利なツールで、好きな時に世界中のあらゆる音楽を聴くことができる。
時として、聞こえてくる音楽に、唐突に感情を揺さぶられたりします。
このところ、映画を見たり、音楽を聴いたりして感情を喚起されることが多くなってきました。
いい傾向だと思っています。
私は「純な心」を強調するだけあって(逆説的に)感情が鈍いことを自覚している人間です。
小さい頃から、めったに泣いたり怒ったりしない人間でした。
環境的な要因もあります。
歳をとってから、そういうことができるようになったのは、私にとっては「成長」だと思っています。
けれど人間は、毎日が忙しかったり、煩瑣なことが多かったりすると、感情を忘れてしまうものです。
そうしなければ乗り切れないほど、現代は時間に追われていて、感情を抱える心のゆとりがなくなっている。
そうやってどんどん忙しくなっていくと、本当の「うつ」になってしまうこともあります。
どんな感情もなくなってしまうと、世界はのっぺらぼうのようになります。
恐ろしく苦しい状態です。
感情は人間にとって、とても大切なものなのです。
もちろん時として苦しい感情もあります。
でも、それがずっと「私」を悩ますわけではない。
苦しい感情だけを排除しようとすると神経症という落とし穴が待っています。
このコロナの状況で、大半のかたには時間のゆとりができたのではないでしょうか。
そんなときこそ、美しい音楽や絵画に接したり、素敵なドラマを見たりすることをお勧めします。
そういうものに感情を刺激されると、何か自分が浄化されていくような気がします。
あるいは、自分の心が豊かになったような感覚もします。
アート、芸術というものは、こういうことのために必要なのですね。