森田療法学会へ行きました
17日(土)と18日(日)に、日本森田療法学会へ行ってきました。
今回の学会は、30回記念とあって、何かにぎやかでゲストもゴージャスでした。
今回の学会長は、東京大学の下山晴彦先生・・・なので、会場は東京大学。
ちなみに学会というのは、全体の組織としての理事会がありますが、毎年開催される学会は、そのつど開催母体が違い、学会長は持ち回りです。
そして日本心理臨床学会のワークショップと同時開催。
それから、この2日間で「日本文化と心理療法」という連続講座も開催され、非常にスケールの大きい大会となりました。
最終日には、お能の実演まであった!
東京大学は、森田療法にとっても日本の精神療法にとってもゆかりの地です。
創始者、森田正馬は東京大学出身。
森田の師、呉秀三は、日本の精神医学の草分け。
人道主義者で、20世紀初めに、精神病者の実態を調査して、当時自宅に軟禁されていた精神病の人たちを解放し人道的扱いへと導いた人として有名です。
この学会も現代日本の錚々たる精神医学者や、心理学者の講演もありましたが、テーマが「森田療法と認知行動療法の交流と発展」ということで、第三世代の認知行動療法のゲストを海外から招待していて、充実したセッションが持たれました。
第三世代の認知行動療法とは、ACT(Acceptance &Ccommitment Therapy)やマインドフルネス認知療法のことを言います。
特にACTは、森田療法とそっくりと言われています。
そっくりと言ったって、森田療法はすでに1919年には完成形だったのですけれどね。。。。
まぁ、東洋と西洋がそれだけ、接近してきたということなのかもしれません。
その話はまた書くとして、とにかく慣れぬ場所でウロウロし、おまけに初日は土砂降りの雨。
いつもの学会と違って、なんだかものすごくたくさんの人。
自分の発表もあったり、聞きたい講演もあったりして、終わったあとは、かなり疲れていました。
それでもミーハー気分を発揮して、安田講堂の写真を撮りました。(スマホです)


安田講堂の廊下
安田講堂というと反射的に思い出すのは・・・・
「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」(橋本治)
この東大駒場祭のポスターを知っている私って・・・・年齢がわかってしまいますね。
ついでに言えば、これを知ってるアナタもね(^^)
今回の学会は、30回記念とあって、何かにぎやかでゲストもゴージャスでした。
今回の学会長は、東京大学の下山晴彦先生・・・なので、会場は東京大学。
ちなみに学会というのは、全体の組織としての理事会がありますが、毎年開催される学会は、そのつど開催母体が違い、学会長は持ち回りです。
そして日本心理臨床学会のワークショップと同時開催。
それから、この2日間で「日本文化と心理療法」という連続講座も開催され、非常にスケールの大きい大会となりました。
最終日には、お能の実演まであった!
東京大学は、森田療法にとっても日本の精神療法にとってもゆかりの地です。
創始者、森田正馬は東京大学出身。
森田の師、呉秀三は、日本の精神医学の草分け。
人道主義者で、20世紀初めに、精神病者の実態を調査して、当時自宅に軟禁されていた精神病の人たちを解放し人道的扱いへと導いた人として有名です。
この学会も現代日本の錚々たる精神医学者や、心理学者の講演もありましたが、テーマが「森田療法と認知行動療法の交流と発展」ということで、第三世代の認知行動療法のゲストを海外から招待していて、充実したセッションが持たれました。
第三世代の認知行動療法とは、ACT(Acceptance &Ccommitment Therapy)やマインドフルネス認知療法のことを言います。
特にACTは、森田療法とそっくりと言われています。
そっくりと言ったって、森田療法はすでに1919年には完成形だったのですけれどね。。。。
まぁ、東洋と西洋がそれだけ、接近してきたということなのかもしれません。
その話はまた書くとして、とにかく慣れぬ場所でウロウロし、おまけに初日は土砂降りの雨。
いつもの学会と違って、なんだかものすごくたくさんの人。
自分の発表もあったり、聞きたい講演もあったりして、終わったあとは、かなり疲れていました。
それでもミーハー気分を発揮して、安田講堂の写真を撮りました。(スマホです)


安田講堂の廊下
安田講堂というと反射的に思い出すのは・・・・
「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」(橋本治)
この東大駒場祭のポスターを知っている私って・・・・年齢がわかってしまいますね。
ついでに言えば、これを知ってるアナタもね(^^)
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